よく見ていないと案外重かったりするディスクブレーキ周辺。今回はここを軽くしていきます。
ブレーキ類の無闇な軽量化はひょっとしたら事故につながる可能性があります。
十分なテストと整備、心配であれば自転車屋さんのアドバイスに従いましょう。
1、センターロックアダプター
① VXM
② Ti-Parts Titanium
2、ディスクローター
① アリエク系
② KCNC RAZOR
3、ロックリング
4、使用感について(25/2/23更新)
① フロント160mmから140mmへの感想
② liipro140mmからKCNCへ変更の感想
5、まとめ
1、センターロックアダプター
ブレーキはセンターロック式か6ボルト式かで分かれるかと思います。
6ボルト式はハブに直接ボルトでディスクローターを取り付ける形になりますが、アダプターが販売されており、ボルトを使用せずともセンターロック式のように取り付けることができます。
アマゾンやアリエクをにらめっこした結果、6ボルト式のほうが軽くなりやすくランニングコストも安いという結果が見えたので6ボルト式へ変更しました。
参考にデュラエースのセンターロックディスクブレーキの重量を載せておきます。
名称 | 重量 |
RT-CL900 140mm ロックリング無 | 96g |
RT-CL900 160mm ロックリング無 | 114g |
ロックリングは大体10gとすると140mmでも106gなのでシマノの140mmはかなり優秀な部類だと思います。
ただ、少しの水分付着で爆音になるのが辛い。濡れた路面で町中走行すると注目の的なのが嫌でした。
① VXM
アリエクで合計22gという重量を見かけたので思わず購入。
ashimaというメーカーもありますが、そちらと同等かそれより軽くて値段が安いです。



アダプタ本体は14.5gとなかなか軽量。
付属外セレーションのロックリングを合わせて22.2gとかなり軽い部類に入りながらも700円程度なのは破格ですね。
6ボルト式の入口になってくれたらいいなぁと思います。

② Ti-Parts Titanium
アルミより更に軽いチタン製。
なんと1個驚きの8.0g。公称8.6gでしたがなんとそれを越えてきた。

送料別で3000円ほどするので扱いはちょっと悩ましい所。
販売ページはこちら。
2、ローター
① アリエク系
私の出る予定である鈴鹿TTTや富士ヒルでは160mmは不要と考えています。ですので思い切ってフロントも140mmへ変更しました。
アリエクで軽くてコスパが良さそうなものをチョイスして実測してみました。
左のIiipro製。
右はメーカー不明。製品ページで68gとなっていましたがご覧の通りです。


ここに上のVXMのアダプター重量14.5gを加えると、Iiipro製では89gとなります。
使用感としては特に使用に問題を感じませんでした。
ちゃんと止まりますし、シマノのような強烈な音鳴りはありません。
普段使いならこちらで良いと思います。ashimaは73gともう少し軽いですが値段が2倍以上する割に差はほぼありません。
ちなみに同じIiipro製センターロックは1年使用していました。
使用感は同様で、不満に感じることはありませんでした。軽量化を始めなければ一生使ってたかもしれません。左が140mm、右が160mmです。



② KCNC RAZOR
ローター単品で70gを切るものは私の調べた限りでは見つかりませんでした。
だというのに、RAZORは62g。バケモノです。

ちょっとまって攻めないで攻めないでマジで怖いから公称62gどこいったの
上の中華ローターは商品ページ見てて
「こんな攻めた作りでほんとに大丈夫かー?ww」
届いた実物見て
「案外頑丈そうな作りしてるな…。これは大丈夫だわ。」
といった感想でしたが、KCNC RAZORはヤバい。実物見た瞬間冷や汗が出ました。
これ以外ならどんなローターでも安心して使えるって気になります。
ライトウェイが代理店なんでしょうか。サイトに使用感のアピールもあるので品質に問題は無いとは思います。
ハラハラしますが、過酷に使用してもフロントが2500kmくらいは持つようなので大丈夫でしょう。お祈りよろしくお願いします。
1.8mmから1.5mmに減ったら即交換です。富士ヒル以外では軽くテストだけして保管しておきます。
1枚3000円前後。Amazonが安いです。
3、ロックリング
通常は内セレーション、外セレーションの2種類で、工具は内用、外用の2種類のどちらかになります。上が外セレーション、下が内セレーション用工具です。

このタイプは一般的なホイールで、通常ハブの内側にミゾが切ってあります。
ですが、カンパ、フルクラム製ホイールはAFSと呼ばれる特殊なロックリングです。
AFSは外セレーション工具で付け外しできますが、ハブの外側にミゾが切ってあるので専用のロックリングが必要となります。
私はカンパのホイール大好きなので、ロックリングは別途用意しなくてはなりませんでした。


左がカンパフリーに付いていたもの。右が新しくアリエクで見つけたノーブランドになります。
ここでも7gの軽量化となりました。

4、使用感について
① フロント160mmから140mmへの感想
同じ中華ローターであるliipro160mm→140mmですが、こちらは通常使用であれば思ったより変化は感じませんでした。
コスパとしては優秀ではないかと思います。
② liipro140mmからKCNCへ変更の感想
これは結構変わりました。明らかにブレーキレバーを引く力がliiproより必要です。
が、全く止まらない、危険である!というものではありませんし、引けばちゃんと止まります。
構えすぎる必要はありませんが、留意は必要です。
ヒルクライムレース本番用として捉え、下りはスピードが乗る前にキチンと減速すること。
富士ヒルであればダボッとした上着など、非エアロなもので減速しやすいようにしておいたほうが良いと思います。私はそうします。
5、まとめ
重量の変化をまとめます。

元々使用していたliiproのセンターロックと比較すると、練習用は97g、本番用は134gの軽量化となりました。
費用は練習用が前後で5000円、本番用が13000円くらいです。
私はAFCロックリングがあるので2000円くらい追加されてますが、ホイールがカンパフルクラム系でないのなら不要なのでもっと安く済みます。
仮に元々装着しているブレーキがデュラエースの前160mm+後ろ140mmであっても84gの軽量化になります。
ブレーキなのでリスキーな箇所ではありますが、使い所を間違わなければ割とコスパの良い軽量化となるかと思います。
