フロントシングル化をしたらやっぱり気になるこの台座。
すんごい邪魔。美しくない。取りたい。取れない?
1、ショップの方曰く
2、富士ヒル2025での出会い
3、取り外し作業
① まずはPARISから。
② DOGMA Fへ。
③ 補修
4、まとめ
1、ショップの方曰く
初めてフロントシングルにした時、フロントディレイラー周りの構造やケーブル類がどうなってるのかよくわかってなかったのでお店に任せて取り外してもらいました。
その際に台座も外せないか聞いてみたところ「リベットなので一回外したら戻す際に傷が入るリスクがある」との説明を受けたので断念。
ピナレロを数多く扱っているお店が言うなら間違いないだろうな…と思っていました。
2、富士ヒル2025での出会い
富士ヒル2025年はコンディション不良だったので修理工具を持って登りました。
その時にお助けできた方が偶然DOGMA F、よく見てみるとフロントシングル、更に台座が取り外されているではありませんか!
マジか!と修理中に話をお聞きしていると、ピナレロはフロントシングル想定でフレームを作っているから台座は取り外せるようになってるとのこと。
台座を止めるボルトらしきもの、どう見てもヘックスの形状だし…。
3、取り外し作業
① まずはPARISから。
とはいえビビりまくりのたしろ。
無闇に塗装に傷つけるのはイヤなのでローラー機のPARISの台座に生贄になってもらいました。
使用したトルクスはT10。
ビスの頭に少し塗装が乗っているのでナメないようにグッと力を込めて回します。



取れた!取れるやんショップさん!?
ボルトの先端には少量ネジロックが塗ってあるので最初が怖い。
重量は14.4g。無償でこの軽量化はありがたい。
PARIS、このグレードであっても同じ構造なのは少し驚きました。
こちらの台座は部品無くしたらイヤなので元に戻しておきました。
② DOGMA Fへ。
では本番です。同じくトルクスT10。



こちらも無事取れました。
重量は15.1g。PARISよりちょっと重い。
よく見ると台座の形状やボルトの取り付け位置が異なります。
③ 補修
ホッとしたのも束の間、カーボン地がむき出しなので流石にこのままではいけない。
何か無いか調べていると、車キズ保護用のPVC保護フィルムがありました。
VALOMOST カーボディSP。こちらは0.13mmの薄めですが、表面を隠すくらいならこれくらいで十分でしょう。
その中にマットブラック柄があったので早速ポチ。
適度なサイズに切り抜いて貼り付けてペタリ。

写真でじっくり見ると流石にわかりますが、実物だと意外に目立たなかったです。
今回はPVCフィルムを貼ってみましたが、お気に入りのシールを貼るなどしてワンポイントアピールにしても良いかもしれませんね。

サイズ合わんわ。
4、まとめ
フロントディレイラー台座の取り外しについてですが、メーカーによって取り付け方がボルトかリベットかは違いがありますのでじっくり確認しましょう。
でもフロントシングルにするならやっぱりどんどんシンプルにしたいもの。
リベットであってもシートチューブに加工を施しているCDJさんの動画もあったりするので、沼にハマってしまった人は一考するのも楽しみの一つかもしれません。
ちなみに今回使用したカーボディSPは0.5mmの厚手タイプもあり、こちらはチェーンステーに使用しています。