レース・大会

2023年富士ヒルクライムレポート

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今年の富士ヒルも大盛り上がりでしたね!
前日に大型台風が来るものの、大会運営、ボランティアの方々の尽力でなんとか開催にこぎつけることが出来て本当に頭が下がります。
皆さんは普段のトレの成果を出し切る事はできたでしょうか?
では早速レポートを始めていきたいと思います!

…というリード文から始めたものの、これを書いた日は2024年の3/24になります。
今年の大会と言っていますが今年が初参加になります。幻を見た。

1、この時期に書き始めた理由

さて前置きはこのくらいにして、なぜ今頃こんな記事を?というのにはワケがあります。
2024年富士ヒルがそれなりに近づいているのに2023年の結果や考えをアウトプットしておかないと、2024年の結果と比較できないからです。
日は経っているものの、記憶が新鮮なうちにアウトプットしておこうと考えたからです。
ブログも始めましたしね!

2、大会までのトレーニング経緯

① 始めたころ

改めて確認した所、11月ごろからぼちぼちL2やSSTを触りだしていますが、この頃のFTP測定などあまりやっておらず、正確なデータはありませんがログを見る限り210wくらいをウロウロしてました。なんとなく富士ヒルに興味が出てブロンズ取れたらいいなぁ、くらいの意識でした。
そんな私にも転機が訪れ、2022/12/13を境に真剣にトレーニングがスタートします。

② パワトレ開始

この頃から富士ヒルを意識してYouTubeの動画を見漁り、パワーだなんだを調べだし、今の状況ではPWRでブロンズ取れるか危うい状態である事を認識しました。
とある動画で「強い人はやることやってる」との一言で火がつき、各ブログやパワトレ本でSSTが推されていた事もあってSST系をひたすらやりこむ事に決めました。
毎日Carson+2です。
クリアできたらFTP設定をチョイ上げ。シンプルにこれを繰り返していました。
大会前に高強度など刺激入れを行うといった事はチャレンジ程度に行ってはみました。
「これがクリアできないならダメ!」みたいにあまり入れ込まないようにしました。

③ トレーニング結果

2023/7/1時点の記録で20分272W、FTP値としては258W。
PWRで見ると4.16くらいでしょうか。(210W→258W)
7/1で見ているのは富士ヒルをターゲットとしているので、この辺りがピークとしたからです。2月ごろには頭打ちとなり、これ以降はあまり変化はありませんでした。
しかしワンチャンシルバーいけるのでは?と思いトレーニングは続けました。

3、機材

フレーム ピナレロ PARIS DISK(2021)
コンポ 大体機械式アルテ11速11-34t、クランクのみデュラエース
ホイール アルピニストCLX クリンチャー(お店でレンタル)
タイヤ パナレーサー アジリストライト25C
チューブ 中華TPU
ペダル ガーミンRally
サドル 中華軽量カーボン
ボトル抜き総重量は確か8.3kgだったかと思います。

4、大会レポート

① 大会前日

交通費を削るのと、名古屋で一人ピックアップするため可能な限り下道で。
のんびり出発するも台風一過直後で名古屋は大被害に遭っていた。
車が田んぼに沈んでる光景を何度も目にしましたし、田んぼや畑も水浸し。
交通網はズタズタで各地大渋滞。景気づけにウナギ!まかいの牧場!

受付時間にたどり着けない運営方も受付時間を延長したりで頑張られていました。
受付を済ませて荷物を預ける。歩いて移動は割と遠かった…。

私達のグループは3名、富士ヒル会場の割と近所の大部屋を取れました。
夕食に小作!ほうとうとてもうまい!!食べ過ぎでは…?

翌朝の食事を購入しようと近所のコンビニへ行きましたが、考えている事は皆一緒。
手軽なものはほぼ全滅していました。

② 大会当日

台風一過で倒木、枝など道が荒れていることから開催が危ぶまれましたが、運営やボランティアの方々の尽力により無事開催されました。
富士ヒルといえば時期的にも天候不順な事が多いようですが、風もほぼ無風、最高の天気でした。悪い日を知らない事は今後にとってどうなのか…。

③ 起床

7~10人は入る大部屋に3人という恵まれた環境でたっぷり睡眠。
食事については幸いバナナは残ってたので食べる。
このあたりは血糖値の推移を計った事があるので食べ慣れた食事です。
荷物をまとめていざ出発!

④ 移動大会開始

コーヒーを解禁(三日ぐらい)し、会場へ。出発前にVAAMアスリート、大福と最中を食べる。ボトルには糖質とスーパーメダリスト9000を入れた。
招集時間までは暫くあるので、広い駐車場をゆっくり回ったりして時間を潰し、集合地点まではハイケイデンスで回したりと色々ウォームアップ。

⑤ レース

私は第三でスタートでした。
3人グループとは言ったものの、スタートは全員バラバラなので実質ソロ。
出来るだけ賢く集団があればついていこうと考え、ゼッケンの申告タイムを何名か確認するがミッシリ人で溢れていてすぐにやめました。
とりあえず誰か脚の合う感じの人を探しながら走ります。

探して…探して…

ん?ほぼ独走してないかこれ??

3合目まではタイム表通りでしたが、それ以降は腰が悲鳴を上げだして我慢ならなくなり、以降は徐々にペースダウン。
どうにかゴールを目指すものの、タイム的にシルバーは獲得ならずなので出来るだけ頑張ってゴールです。
タイムは1:17:17でブロンズリングとなりました。

5.大会後記

① トレーニングについて

Carson+2を毎日やり続けるというのもやれなくはないし、思ったより伸びたなと思います。
SSTではいずれ限界が来るから、限界が来たらVO2maxを鍛えようねというのは有名なブログでも書かれています。
その上でSSTを選択したのは、12月中頃というトレーニングには遅い時期だったからです。なので、この時期から限界を知るなら大きく間違いではなかったと思います。
また、大体これくらいやれば(私は)成長の限度に達するなというのがわかりました。

② 機材について

よーしパパFTP4倍超えたらDOGMA F買っちゃうぞ~wとか言ってたら本当に超えた。
やってしまった。これがあったから「まぁ来年はDOGMA Fあるし…」と気持ちが緩んでしまったのではないか?ギルティ!
それはそうとPARISへの評価ですが、正直これしか乗ってないのでわかりません。
できるかぎり軽くはしたとは思いますが、アルピニストCLXを使用して8.3kgなのは重量級ですね…。
現在はローラー専用機になっていますがいつでも表に出せます。

③ レースについて

初の富士ヒルということでやってしまった…。
人の後ろに少し入った時にパワーが想像より下がったのでヤバい!これは遅すぎるペースかもしれない!ということに焦りを感じてしまいました。
これは普段はWOばかり、集団走行によるパワー差を知らなかったゆえのミスだったと思います。
ここは今後解消していきたい所ですが現状できていませんね…。
食事については次回の大会では変更予定です。管理が楽なドリンクオンリーでいきます。
あと、携行したボトルもあまり飲んでいませんでした。飲む必要無いかな、次回は要らないかなと思っていましたが、ここ最近水分は大事だと思う事が多く、次回はキチンと飲み切るペーシングで行きたいと思います。

レポートは以上となります。
来年(あと2ヶ月後)に向けて頑張りましょう!!!

ABOUT ME
タシロ
トレーニング行為を愛する39歳♂ ウェイトトレから始まりクセのある趣味を経てロードバイクに辿り着きました。 2022年末からパワトレに目覚め、富士ヒルゴールド目指して頑張ります!